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◆ロータリーとは?
●ロータリアンはフツーの人?
子供の頃のこと。胸に歯車のバッジをつけて颯爽と歩く紳士を見かけた。「あ〜!ロータリーの人だ。お仕事も立派,社会的貢献も地位もある慈愛の心豊かな人だ。それにお金持ちかもしれない。ロータリーの人は特別な階級の人に決まってるよね。」などと考えていました。果たして本当にそうでしょうか? 確かにそのような方々も沢山おられますが,全体的にはごくフツーの人たちで,特権階級の集まりではありません。
●ロータリークラブの誕生

開拓時代のアメリカ。シカゴ市の青年弁護士ポール・ハリスは,一生懸命に働いて事業は成功していたのですが,彼の孤独感は強まる一方でした。「友人が欲しい。お互いに心を許しあい,語り合える友を選び親睦の団体を作れないものだろうか」と考えました。
1905年3名の仲間を集めて会合を持ったのがロータリーの始まりでした。
例会場は各々の家庭や職場を転々と持ち回りしていたことから,会合の名称は「ロータリー」と名付けられました。
日本のロータリーは,1920年創立,1921年に認証された東京ロータリークラブが最初です。

現在では,200以上の国家及び地域に32,000余クラブ,会員数120万人。
日本には,2,300余クラブ,会員数約10万人。
横浜市・川崎市は,2590地区と呼ばれ,61クラブ,2,200余名の会員がいます。
●ロータリーアンの資格
ロータリークラブの会員には,社会の第一線で活躍されている会社の経営者,役員,支店長,また,医師,弁護士など専門的職業に従事されている方なら,どなたにでも入会資格があります。
ただし,「その地域におけるその方の職業の代表者として会員になっていただきます。特別な肩書きや地位は全く関係ありません。」
むしろ寂しがり屋で友達が欲しい人。ご自分の職業を愛し,努力している人で,社会の人々のために,ささやかでも何か役に立ちたいという心をお持ちの方,知性と友愛の精神を尊重し,実践しようと努力される人が会員として最適の方といえましょう。
●ロータリアンライフ

そもそもロータリークラブは孤独な人たちの「友情と親睦の渇望」から生まれました。その後,親睦を通じて生まれたエネルギーをもって「他人に対する思いやりの心」を奉仕の規範とし,「他人のために尽くそう」と努力している団体なのです。ロータリアンは自己の日常の家庭生活においても,職業生活や社会生活においても,また,国際的な問題に直面した場合にも,

  • 真実かどうか
  • みんなに公平か
  • 好意と友情を深めるか
  • みんなの為になるかどうか

と,「ロータリーの4つのテスト」を心に誓って行動しています。

●ロータリークラブの例会場では…
ロータリークラブの例会は,毎週同じ曜日にホテルなどの決められた会場で,おおむね「昼食会」として1時間開催されます。会員はこの例会に出席する権利と義務があります。不幸にして所属するクラブの例会に欠席した場合には,前後2週間の間に他のクラブに出席して補填する義務があります。そのかわり,近隣でも国内でも海外でもどこのクラブにも出席する権利があるのです。

例会の前半は共に食事を戴きながら,クラブの連絡事項や報告を聞きます。例会の後半は多彩なゲストスピーカーによる卓話の時間。珍しい事柄,新しい情報に耳を傾ける楽しい時間です。終了後にはお茶を飲みながら会員同士の語らいの場もあります。
例会は,時には夕方の懇親パーティー,旅行会,観劇会,家族親睦会など多岐に亘るプログラムが企画されます。
同好会も盛んです。ゴルフや釣りやグルメの会。趣味を通じて世界の仲間との交流も楽しめます。
また,会員はロータリーの中に特定の政党,宗派など主義主張を持ち込むことは一切厳禁されています。
●ロータリークラブのよろこび
多くの友人を作ることができます。
社会を明るくする多くの奉仕活動に参加することができます。
ロータリアンは無報酬であるばかりでなく,一切の経費を負担し,出席の義務まで負い,なにかと奉仕活動にかり出され…などと考えれば多少のプレッシャーを感じるかもしれませんが,私たちの奉仕活動が地域社会の人々の共感を得て,奉仕の輪がひろがります。
●ロータリークラブでの親睦と奉仕

★はじめに「親睦」あり
ロータリークラブは多くの友人を作り,会員相互の親睦を第一義とした団体です。異業種交流の場でもあります。心の許せる友と語り合い,学びあい,信頼を深め,職業に有益な情報を交換するのです。

★「奉仕」のめばえ
善意あふれる会員相互の親睦と信頼は高揚し,親睦活動を通して生まれたエネルギーは世のため人のためへの奉仕の心を芽生えさせ,奉仕の心の実践へと広がります。
ロータリークラブは数多くの奉仕活動を経験しておりますが,本来は寄付団体でも慈善団体でもありません。「信号を渡る人がいたならば,杖やモノを用意するのが慈善団体です。ロータリアンはそっとそばに寄って静かに手を差し伸べ,共に体温が分かち合えるよう,一緒に信号を渡ってあげる」のです。

★「わたしは奉仕する(I Serve)
  職場で…,社会に…,世界に…」
ロータリークラブの奉仕活動は原則として会員一人一人を単位として,自らの意志で参加していくことが基本となっています。また,一方では,クラブ単位あるいは,すべてのロータリークラブがまとまって行う奉仕活動も盛んに行われています。ロータリアンの奉仕活動は各人の職業を通じて,家庭生活・社会生活を通して実践されます。
すなわち,職業上では社員や関係先に満足が与えられるようにと心を配ります。また,地域社会の弱者への手助けをしたり,国際社会では飢餓の救済や疫病の撲滅,奨学生の交換や派遣など具体的な成果は数多くみられます。
●ロータリークラブの運営
★会員は全て平等に,費用は全員均等負担。
ロータリークラブの運営は会員全員で行います。
「一人の英雄も一人の非協力者もいない」ことが最も好ましいとされます。
会員はすべて平等の立場で同じ権利と義務を有しています。
ロータリークラブの役員はすべて1年の任期で交代します。
例会費,事務局経費,運営費など運営に係わる一切の経費(一般会計)は,会員全員で均等に負担します。
どこからも助成金のような資金はいただいていません。
しかも,拠出していただいた会費等の大半はご自分の為の経費(食事代など)ですから,
ロータリアンであることの素晴らしさを考えるとき,有意義で上手なお金の使い方と感じることでしょう。

★ニコニコボックス
「○○さん昨日はご馳走になりました。」
「前回の懇親会は盛会でした。会費の余りをニコニコへ」
「孫ができました。ジジィです。」
こんなメッセージ(スマイルレポート)に1,000円を添えてニコニコ箱の中へ。
ご自身のうれしかったことを会員の皆様に聞かせたい!会員の動向がよくわかるのです。
こうして集まった資金は,奉仕活動の資金(特別会計)となります。